税金の中でも一番高額と言われている贈与税。
贈与税を簡単に説明すると、お金や何かを年間110万円以上もらうとそれに税金がかかるということです。
110万円なので通常はそれほど引っかかることはないと思いますが、住宅を建築する時は違います。
ご両親が1000万年くらい出してくれることもあるわけです。
ちなみに、1000万円をもらうと125万円と基本の110万円を引いた金額の40%も税金として払わなければいけません。
(1000ー125ー110)×0.4=306
というわけで、1000万円いただいても、税金を考えると700万円も手元に残らないことになってしまうのです。
これを知らないで「1000万円をもらって良かった~」なんて言っていると、後で300万円も税務署から請求がきてしまいます。
あなたは突然300万円もお金を用意できますか?
しかし、家づくりは国の基盤を作ることでもあるので、控除が認められています。
しかし、ここで解りにくいのはこの控除額が毎年変わるのです。
それが、やっと参議院本会議で可決された、ということなのです。
はあ、前書きが長くなってしまいました。
どうなったかというと、
省エネや耐震を考えたお家は、1500万円まで贈与税が非課税になるということです。
では、省エネや耐震を考えていないお家は?、、、1000万円まで非課税になります。
書くのは簡単ですが、数百万円の税金が控除されるので、とてもすごいことなのです。
注意としては、建物にはいただいたお金を使っても控除になるけれど、土地に使ってしまうと控除額が適用されない、ということもあります。
土地を買って、登記してから気がついた、なんてことにならないようにしてくださいね。
一緒に、住宅ローン減税も400万円まで引き上げられました。
しかし、これについてはほとんどの方は関係ないともいます。
住宅ローン減税は、実際にあなたが払っている税金分しか戻ってきませんん。
400万円も税金を払っている人は、かなりの高額収入者になるからで、該当する人はほんの一握りだからです。
ちなみに、贈与税もローン減税も申告しないと税務署さんはしっかりと持って行きます。案内などしてくれませんので自分で注意して申告してくださいね。

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