今回の伊礼先生の設計塾では岐阜の市立図書館でもセミナーがありました。
建築に詳しい方であれば、ピンと来たはずです。
あの「伊東豊雄」さんが設計したあの建物なのです。
バスを降りて歩いていくと、木の枠が見える大きな建物が見えて来ます。
予想以上に大きい!
中に入ると、1階は、市民へのサービスカウンターがあります。
そして、エスカレーターを上がって行った、2階です!!
お〜〜〜〜〜〜!!
これだ〜〜〜〜〜〜!!!
何度も写真で見た、この空間。
不思議な感じですね。
白い傘に近づいて行くと、手が届かない高さに浮いています。
中に入ると、傘の外とは違った明るさと落ち着きがあります。
この傘は、何種類かある様です。
この傘から降り注ぐ光はとても柔らかく、傘に包み込まれている様な感覚は、
とても気持ちの良いものでした。
ここは、籐の椅子があり、くつろげる場所です。
籐の椅子なので柔らかいかと思い、ドン!
と座ったら、予想外の硬さ。
こ、腰をやられました。
中には丸い照明が下げられています。
バルコニーの天井にも、この木組みが表されています。
椅子も面白いですね。
天井の木組みのカットサンプルが展示してありました。
結構がっしりしています。
下の写真は、セミナー風景です。
右で説明しているのが伊礼智先生です。
この時には、プロジェクターがうまく写らなくて先生も困っていました。
それでも、設計したお家の説明を聞けるのはとても勉強になります。
この図書館は、県ではなくて市で建てたそうです。
岐阜市って、お金あるんだな〜、などと不謹慎な事を考えてしまいました。
やはり素晴らしいデザインや建築に出会うにはそれなりの投資は必要なんですね。
追記:
この建物、とっても美しいのですが、大きな問題がありました。
雨漏れか、結露によるか原因は定かではないそうなのですが、建物の中に水が漏れてくるそうなのです。
デザインを優先すると、なかなか難しいですね。