山崎 和男さんは、デザイナーとして知っていたのですが、最近、ペイリンさん、パウエル国務長官やヒラリークリントンさんも愛用している眼鏡をデザインされたと言う事で注目されています。
なぜ、私が山崎 和男さんの事を書くのかというと、私自身、生き方にとても影響を受けた人だからなのです。
それは、何年も前に呼んだある雑誌の記事でした。
ものすごい衝撃を受けたのです。そこには、このような事が書いてありました。
「武器は、人を殺す物だから、カッコいいと言っては、感じてはいけないんだ。」
正確な文章ではありません。でも、このような事だったと覚えています。
私も、普通に生きてきた?男なので、戦争映画も見れば、戦闘機や銃等のTVや雑誌も見ます。
実際、かっこ良いと感じていました。
でも、全否定されたのです。
そして、山崎 和男さんの言っている事、それは強烈に正しい事だと、自分の心に響いたのです。
黒澤明は、戦うシーンが評価される事を間違いだと考えていると聞いた事が有ります。
そのため、「影武者」では、黒澤流の戦うシーンは全くありません。
優れたクリエイターは、別な表現で、同じ事を表しているのですね。