「ドアの無いトイレ」
この言葉を聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?
「げ!。それだけはやめてくれ~~~」
かも知れませんね。
心配しないで下さい。あなたは正常です。
ところで私は、大学で教わったある設計士「清家清」を思い浮かべます。
試験にも出てくるような人です。
清家清さんとは、住宅設計ではとても知られた人。
「当時としては、」と言う言葉が付いてしまいますが、とても斬新な設計をしていました。
あまりテレビでは取り上げられないのですが、「美の巨人達」でご自宅が放送されていました。
この自宅、ご自身で書いた本にも出てくる、とても有名な家です。
と言っても、50ヘm2しか無い小さな家。
それも、間仕切りがほとんどない。
ドアについては一つもない。
そう、トイレにまでドアが無いのです。
大学でこの事を教わったとき、私も「ゲッ!、趣味悪い!!!」
と思った一人でした。
でも、この間仕切りやドアの無い理由、それが何となく理解出来ました。
それは、何よりも家族を大切にする、いつでも一緒にいる事、
それは当然の事なんだと言う現れだったのですね。
結婚して、子供が出来て、成長して、私も初めてわかりました。
最近、書斎を造る事が増えています。
奥様は、ご主人が書斎に籠るのではないかと心配されます。
でも、書斎ばかりのご主人はほとんどいないようです。
書斎が有る事で、リビングで家族といる楽しさ、快適さ、安心感を感じる。
清家清さんが自分の家を建ててから50年以上たっています。
それでも薄れないお家のコンセプト。
家づくり、家族作りの考え方はいつでも一緒なのですね。
追伸:
清家清さんの文章については、私の無料メールセミナーでも掲載させていただいております。
ぜひ、ご覧になって下さい。
家づくりの本質を感じていただけると思います。
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