家づくりを計画する時に、皆さんが気にされる事の一つに窓の結露が有ります。
「今、窓がびちゃびちゃで大変なの!
結露しない窓が良いな」
と言う声はよく聞くのです。
では、最近のお家ではどうでしょうか?
最近のお家の窓ガラスは、ほとんどがペアガラスになったので結露を起こす事はかなり減りました。
それ以上の高性能の窓を利用する事も多くなりましたね。
では、結露の心配は全く無くなったのでしょうか?
まったく結露が無くなったのかと言うと残念ながらそうでもありません。
と言うのも、結露は生活の仕方により、まれに発生してしまう事が有るからです。
例えば、お風呂の窓は結露しないでしょうか?
高性能の断熱サッシを使用しても結露はしてまいます。
理由は、お風呂は湿度がとても高くなるのでどうしても結露が発生してしまうのです。
これに似た状況が一般の部屋でも発生します。
例えば、
洗濯物を干した部屋。
洗濯物から発せられた水分で結露する事が有ります。
加湿器を必要以上に動かした部屋でも、結露が発生しやすくなります。
どうしても、乾燥しているように感じると、加湿器を何台も動かしたくなりますよね。
4.5畳くらいの部屋に、お子さんと4人くらいで寝ている時にも結露が出る事が有るようです。
人の息と汗からでるのですね。
50%〜60%の湿度が健康のためには良いと言われているので、加湿は必要です。
ですが、必要以上に加湿をしてしまうと高性能のサッシを利用していも結露をしてしまう事が有ります。
過剰に神経質になることもありませんが、ご注意下さいね。
注意:
このような事を書くと、疑問に思う方もいらっしゃるかもしれません。
私は、いい事も悪い事もしっかりとお伝えする事を心がけています。
溢れた情報や、いい事だけを伝えられて家づくりをしていただきたく無いのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です