消費税を意識して家づくりを始めている人も色と思いますが、ここに来て金利も動くかもしれない状況です。
そこで、消費税と金利がどのくらいの関係があるかを比べてみましょう。
まずは、基本設定:消費税を5%で計算します。
 土地: 900万円
 建物:1575万円(内消費税75万円・5%)
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 合計:2475万円
借入金額を2480万円、金利を1%とすると総返済額は、
 総返済額:2934万円になります。
それでは、消費税を8%にして見ましょう。
 土地: 900万円
 建物:1620万円(内消費税120万円・8%)
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 合計:2520万円
借入金額を2520万円、金利を1%とすると総返済額は、
 総返済額:2987万円になります。
 増額分は、53万円です。
 消費税で増えた分は50万円ですが、消費税分も借入しているのでその分も増えています。
消費税が8%になった時に、金利が0.1%下がり、0.9%になったら、総返済額は幾らになるのでしょうか?
 総返済額:2936万円になります。
 増額分は、2万円です。
 消費税で増えた分は50万円ですが、金利が下がったので増額分は2万円と少なくなっています。
今度は、消費税が8%になった時に、金利が0.1%上がり、1.1%になったら、総返済額は幾らになるのでしょうか?
 総返済額:3037万円になります。
 増額分は103万円になります。。
 消費税で増えた分は50万円ですが、金利が上がったので増額分はが103万円と大きくなってしまいます。
それぞれの総返済額と差額を、表にしてみましたので、参考にして下さい。
◎総返済額
消費税 金利  0.9%      1.0%     1.1%
 5%    2886万円   2934万円   2983万円
 8%    2936万円   2987万円   3037万円
◎差額
消費税 金利  0.9%      1.0%     1.1%
 5%     ー48万円      0万円     49万円
 8%       2万円      53円    103万円
計算条件:
 借入額:消費税5%:2480万円
     消費税8%:2520万円
 固定金利として計算しています。
このように計算するとわかりますが、消費税の上がる3%分は、金利で言うと
 「0.1%」に相当してしまう方が多いと言う事です。
今の金利も相当低いですが、もし0.1%下がると、消費税が上がっても返済額は変わらないと言う事になします。
もし金利が上がると、消費税の倍以上の支払が発生してしまいます。
0.1%、金利が増えたり下がったりした事で返済額は大きく変わります。
このところ金利は動いていませんでしたが、アベノミクスの効果か動くかもしれません。
借入スタート時の金利は、どのような借入をするかにも関わって来ますので大切です。
消費税にと一緒に、金利についても注意して下さいね。
注意:今回の計算は、借入額や金利によって違って来ますので、ご注意下さい

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