7月30日(土)、31日(日)の2日間にわたり、比較見学会を開催しました。
比較見学会とは、お家づくりをする時にしなければいけない事、3社の住宅会社を見比べる時の基準としていただくための見学会です。
完成したお家だけでは家の本質は分かりにくいので、比較見学会の際には建築途中のお家で開催します。

今回のお家は、10日程前に上棟したばかり。
金物が付き始めた段階で、家の形が大まかに分かる程度です。
でも、この段階で大まかな家の性能とかを知る事が出来ます。
そのため、このタイミングで建築途中のお家を見ていただくのです。
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特に、男性には人気があります。
一緒に来る女性には少し退屈なようですが、実際に説明を聞いていただくとかなり納得していただけるようです。
家の強さを見極めるポイントや、効果的な断熱方法等も勉強していただきました。
特に、前回のブログを見た方から質問をいただきました。
それは、この写真からです。
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屋根の上の換気ガラリと言います。
穴が空いていますね。
これは、お家では外壁や屋根裏に通した空気を屋根の先から抜くために空いています。
「この穴から、雨漏れはしないのですか?」と言う質問でした。
こんな小さな穴だから、少しくらい入っても大丈夫、なんて事は有りません。
この金物の部品自体の写真が下です。
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これの反対側がどうなっているのかと言うと、
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こんな感じになっています。
ようするに、山側になっている金物の下の方に外部の通気口が有り、内部は上の方に通気口が有ります。
ですので、少しくらい入っても大丈夫な構造になっているのです。
なぜ、外壁や屋根裏に空気を通すと思いますか?
理由は、家の中の湿気を逃がしてあげるためなのです。
このような特別な空気の通路を造ってあげないと、壁の中で結露がおこり、水漏れしたような跡がついてしまう事も有るのです。

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