「結城紬」、国の重要無形文化財やユネスコにも指定されている文化遺産。
子供と見学が出来るというので、
会社の夏休み最後の日のイベントとして行ってきました。
「結城」というので、茨城の名産かと思っていたら、
栃木の名産とされているんですね、、、。
知りませんでした。
と言うのも、鬼怒川周辺で盛んだった養蚕業(カイコをそだてる)が盛んだったので、
栃木から結城あたりで栄えたそうです。
その、研究所のような所が、小山にあるのです。
行ってみたら、2ヶ月ほど前にお引き渡しをしたお客様の家の近くでした。
最初、説明を受けてから幾つかの体験をさせていただきました。
一つが色つけ。
色付けと言っても2種類あるのですが、今回はその中の1つをさせていただきました。
「直接染色」(すり込み)という方法です。
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平たい棒を使って、色を付けていきます。
比較的簡単ですが、細かい柄をやろうとすると難しそうですね。
もう一つが「かすりくくり」です。
「しぼり」のような方法です。
これが「結城紬」で多く使われている方法なのですが、
話を聞くだけで、手間も時間もかかりそうです。
次に、糸を作る体験をさせていただきました。
カイコを煮て、柔らかくした綿から糸を作っていきます。
ここ、写真を撮るのを忘れてしまいました!
昔のお婆ちゃんが日当たりの良い場所でやっているような、あれです。
思い出せますか〜〜???
最後は、実際に織っている所を体験!
させてくれるのかと思ったら、さすがにそれは無理なんですね。
実際にやっている所を見学&質問。
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それにしても、思ったよりも細い糸を1本、1本調整しながら織っていく、
その手間は凄いものがあると感心しました。
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織り手はやはり女性が多いのか、
こんな所にウサギさんやクマさんの縫いぐるみが。
DSC09100.jpg
小山の学校では、必ず結城紬を学びに行く、
と言うくらい力を入れているようです。
説明会の会場に展示してあった「結城紬」は半年ぐらいかけて作ったとか。
それの金額が200万円!
と聞いてビックリ!
確かに、手間はかかるでしょうし、
すごくキレイなのですがなかなか手が出ないですね。
明後日は、下野新聞に見学に行くそうです。
私も行きたい!

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