娘と映画に行きました。
娘にとっては初めての映画館であり、初めての映画でもあります。
まだ3歳半の子供が、2時間近く耐えられるのか、どのような映画が良いのか、不安も有りましたが、少しは喜んでくれたようです。
見た映画は「崖の上のポニョ」
子供と見に行く映画としては最適ですね。
私が見せたいと思っていた映画、それは戦うシーンや、話を盛り上げるためのへんに悲しいシーンが無い映画でした。
でも、最近はストーリーを盛り上げるために必ずと言っていい程、戦うシーンが入っています。
宮崎駿さんの映画もそうですね。この人は、本等を見ても、結構好戦的なのかなと思っていました。
でも、この映画ではそのようなシーンが有りませんでした。
手書きで完成させたという絵も、とてもキレイです。
でも、こういうシンプルなストーリーで見せる映画って、とても難しいんでしょうね。
今では名作と言われている「トトロ」ですが、公開されたのは私が大学生の時。
正直言って、私自身は物足りなさを感じていました。
でも、大学で子供を持っている講師が、とても良かったと言っていた事を覚えています。
その言葉が、やっと今、分かるようになりました。
それとどうじに、このような映画が商業的に成功する事もとても大切ですね。
そうしなければ、次の作品は生まれてはきませんから。
それと、プログラム(パンフレット)を読んだ方はどれだけいるでしょうか?
このプログラムには、映画では描かれていない事が沢山書いてあります。
なぜ、街が海に沈んだのか?疑問に思いませんでしたか?
あの大きな月は?変な人や宗佑の名前の由来は?
宮崎さんが、何を考えて作ったのか、理解するためにはとても大切です。
ただ、キレイで楽しい映画では無い事が実感出来ますよ。
ぜひ、読んで下さいね。
特に、1ページ目の下3行の宮崎さんの言葉、私も妻も、理解出来ませんでした。
とても哲学的?子供に読ませる文章ではまったくありません。
この映画、本当は大人へのメッセージなのかもしれませんね。
追伸
娘が途中で「帰りたい、」と言い出しました。
また、2回程泣いてしまいました。
やっぱり映画はまだ早かったかな、とも思ったのですが理由は別の所に有りました。
寒かったらしいのです。
注意して、長袖を着させたりしていたのですが、、、