太陽光発電の買い取り価格、今年度は「 住宅用 31円 」となりましたね。
この価格が高いのか、安いのか、悩んでいる方は多いようです。
今までの売電金額を見ると、国が決めているロードマップがなんとなくわかります。
グラフ
今のところ、予定として2019年に、
家庭用電気料金の24円まで下げることを目標にしているので、このようなグラフになります。
緑が予測のラインです。
2019年なんて、もう直ぐですね。
これから読めることは、毎年2〜3円程下がっていくということです。
ただ、今使っている電気が24円だけかというとそうでもありません。
それ以外にも、「再エネ発電賦課金」や「消費税」が加わります。
それでは、実際の電気の利用価格はどのくらいになるのでしょうか?
ちなみに、エスホーム本社 2月9日〜3月9日分で計算してみます
電気代だけですと、27円/kwhです。
たくさん使うと、単価が上がるので割高です。
そこに「再エネ発電賦課金」や「消費税」が加わると、30.9円になってしまいます。
電気代以外にも、14%も費用がかかってしまいます。
なんと、今の家庭用売電金額と同じくらいの単価になっていますね。
すでに売電価格と、電気の使用価格は、あまり差がなくなっているのです。
利益は出ないけれど、その分の電気代は無料になる、という事ですね。
ここで注意しなくてはいけないことは、住宅用太陽光発電の場合、
売電できるのは、発電量の半分までという事なのです。
発電量の半分は、自分の家で使わなくてはいけません。
発電できるのは、昼間だけなわけですから、
「1億人総活躍」で、皆んなが仕事に出るようになって、家を空ける事が増えると、
せっかく発電した電気を無駄にしてしまう事にもなってしまいます。
昼間使っている電気は、冷蔵庫くらいでしょう。
無駄な分をためておければいいのですが、それもなかなか難しい。
蓄電池はまだ高いですし、補助金も打ち切られました。
では、どのようにすればいいのかというと、昼間に電気を使うのです。
それも、冷暖房に使うのはいかがでしょうか?
蓄熱暖房と一緒ですね。
昼間無駄にしている電気を、エアコンに使う。
エアコンを昼間もつけっぱなしにして、
夏は涼しく、冬は暖かく、無駄な電気をしっかりと利用するのです。
私も実験しているわけではありませんが、
太陽光発電の余った分を上手に利用できれば、電気代は下がるはずです。
住宅用太陽光発電を載せている方、試してみてくだいさいね!

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