先日、政府が太陽光発電にもっと力を入れようとしていると新聞に載りました。
その政策として2つ上げています。
一つは、現在減ってしまった補助金を増やす。
もう一つは、太陽光発電のコストを現在の半分にすると言う事です。
とても良い事ですね。私も賛成しますし、そのくらいのコストであれば設置も考えるかも知れません。
でも、現場ではそんな事言っていられないようです。
この報道があった後、太陽光発電の受注が止まったそうです。
それはそうですね。
3年待てばもっと安く設置できて補助金もでるのでは皆さん設置をためらうでしょう。
ただし、それだけでは済みません。
その3年間、太陽光発電の工事会社の仕事が無くなってしまうと、工事を出来る人自体も減ってしまいます。最悪、その工事会社は倒産です。
これでは、3年後に、本当に工事が出来る体制が取れるのか自体も疑問になってきてしまいます。
そして、3年間は太陽光発電が売れないわけですから、政策とは逆の効果がおきてしまう事になります。
これと同じ事は、現在も別な面でおきています。
バターや医者の不足等です。
計画が甘すぎる。
今回の件も、政府内で詳しい事はまったく決まっていないようです。
発表の仕方、タイミング次第で良い事も悪くなってしまう典型的な例となってしまいました。