トラブルから脱して、暗くなった道を帰途につきました。
廻りには人のいない暗い中で、信号と外灯だけが点いています。
その中を、原発の作業員が家に帰るのでしょうか?
車が何台も走っていきます。
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飯館村の周辺も、家の明かりは点いていませんでした。
工場の明かりだけは点いていて、動いているようでした。
今回訪問した日は、11日でした。
1年と7ヶ月の11日です。
地元の玉川さんは、あの時間に黙祷をしていました。
しかし、私には出来ませんでした。
この地に来ると、あまりにも事が私にとって重すぎて、どうしたら良いのかわからなくなります。
私が、そんなに安易に黙祷をしていいのか。
もっと、なにか出来る事は無いのか?
いったい、ここの人たちはどうなってしまうんだ?
あっという間に2年がたとうとしています。
私は、1年半程海外にいました。
なぜ、安心して海外にいれたかと言うと、
大きな理由の一つは何かがあったら帰れる場所が有ったからなのです。
ここの人たちは、その帰れる場所が、、、、、
そのような事が頭から離れません。
私の仕事は、安心して帰れる場所をつくる事です。
力強く、すすめていきたいです。

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