南三陸の子供達にお菓子をプレゼントした後に、町に行きました。
町と言っても、今は大規模な工事が行われており、
車を止めるのも難しい状況です。
まずは、震災後2012年の写真を見てください。
下の写真、左中程に見える大きな建物は、有名な「ホテル観洋」です。
下半分にはまだ建物が残っているように見えますね。
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街中を見ると、津波で流された後は何も無く、雑草が生えていました。
この辺りにも、建物はたくさん建っていたはずなのです。
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命をかけて避難のためのアナウンスをした町役場がこちらです。
遠くに病院と山が見えますね。
本当に、この辺りは平坦で何も無かったという印象でした。
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それでは、2015年12月21日の南三陸です。
上の写真と比べてみてください。
町役場の後ろに山ができています。
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そう、南三陸町も地盤のかさ上げ工事をしているのです。
規模は、女川町の数倍と言っても過言ではないでしょう。
上の写真の山は、骨組みになった建物よりも遥かに高いのです。
このような山が、至る所に出来ています。
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下の写真を見てください。
ダンプと山の高さを比べると、その凄さがわかっていただけると思います。
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町役場とは別に、「吉野会館」も残っていました。
その周りにも、山が作られています。
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これだけの工事をしているため、南三陸町を走っていると、
工事用のガードや警備員ばかりで、車を止める場所もなかなか見つかりません。
それくらい、すごい工事をやっています。
本気なんです、津波を超える町を作ろうという動きは。
まさか、本当にやるとは思っていませんでした。
予定では、来年には出来るそうです。
ここも、360度カメラで撮ってきました。
画面をいじると動かす事ができます。
こちらは「町役場」です。

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こちらは「吉野会館」です。

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こおかさ上げが終わると、かなり大きな町がつくられることになります。
いったい、どのようになるのでしょうか?
引き続き、見ていきたいと思います。

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