先日、設計事務所に依頼した設計料について、
最初の話と、実際に工務店に見積を依頼した場合、1.7倍もの差があり、
裁判になっているというお話を書きました。
退屈な話だったと思います。
自分には関係ないと思われる方も多かったでしょう。
でも、この問題は決してレアな事ではないようです。
実際に、管理建築士の講習会でそのような事で問題になるから注意しなさいと、例が出されました。
また、このような問題が多い建築工事は何でしょうか?
リフォームです。
リフォームは、解体してから建物の傷んだ部分が見つかる事も珍しくありません。
私がやらせていただいた多くのリフォームで追加を出した事は無いのですが、
補修の分が増えれば、その分追加を請求される事は珍しくないので、注意しましょう。。
新築でもは、別な意味でこのような事実がはびこっているようです。
例えば、契約までは滞り無くすすんで、いざ実施設計となった時、
追加を出す会社があるそうです。
驚かされるのは、大手フランチャイズ等の住宅メーカーの研修では、
追加をなるべく取るように、薦めるそうなのです。
付ける物は最低限しかないんですね。
だから、安く見せる事が出来るのでしょうか?
契約時点ですべてが入っているのが本当で、追加等必要無いのが理想です。
私は、そのように出来るように会社のシステムを造っています。
一見、安そうに見えた場合には注意が必要ですよ。