今日も、「木造建築設計技術者スキルアップ講座」に行ってきました。
第２回目です。

前回も、この講座は凄いと書きましたが、予想以上でした。
と言うのも、今回の講師が、今の木造建築では一番注目されていると言っても
過言ではないくらいの方だったのです。
その名前は「稲山　正弘」さん。
東京大学教授であり、「ホルツストラ」主宰

どのくらい凄いかというと、
木造建築を、あたかも「木組み細工」のように作ってしまうのです。
木で建物をつくるのは簡単と思われるかもしれませんが、
とても難しい。
実際に建てるとなると「確認申請」と言って行政の許可も取らなくてはいけません。
その際には、特別な構造計算をしなければいけません。
時には、構造の実験をしたりもしなければいけません。
このブログに写真等を掲載できるといいのですが、
残念ながら私が撮った写真は無いので、
下記アドレスをクリックして見てください。
http://www.inayama.net
基本的には、構造設計をされています。
馬頭町にある「いわむらかずお絵本の丘美術」もこの「稲山　正弘」さん。
初期の作品のようですね。
「いろいろな面で、お金がかかっているな〜」
とは感じさせられますが、木造建築の可能性を広めてくれる人です。
雑誌などにもよく掲載されるので、次の作品が楽しみです。