仙台出身のお客様、一人しかいません。
あなたです。
荒川からお話を伺いました。
お打合せを始めさせていただいた時、難しい顔をされていた事を覚えています。
その時は、そんな理由がある等と想像もしませんでした。
家づくりを悩む理由が、そのような所に有るなんて。
私も、被害に遭われた何人にもお会いしました。
そして、微力ながら支援活動もさせていただいています。
その中で感じる事。
それは、大変でしょうけれど生活基板をしっかりと作る事がとても大切だと言う事です。
 仕事をする事
 食事をする事
 子供を育てる事
色々有るでしょう。
その中で、私が出来る最大の手助け、それは家をつくる事だったのです。
私がサポートさせていただいている方は、家は有ってもそこに住めない方や、実際に流されてしまった方もいます。
そのような方とお会いして、初めて家の大切さを知りました。
家とは、唯一「帰る」という言葉が使える場所である事。
家とは、家族にとって、とても大切で、かけがえの無い、家族の一員と同じ物だと教わりました。
そのような大切な物を作っている仕事をしているんだと言う事を、知ったのです。
ですから、あなたには自身を持って、いい家を建てて欲しいんです。
そして、あなたの家づくりが、次の人の幸せにつながるようにして欲しいのです。
いまだにいる30万人という避難者の方々も、幸せな家族が出来る、そんな連鎖を起こして欲しいのです。
私の支援活動がいつ終わるのか、全く先は見えていません。
複雑なお気持ちが有ると思いますが、まずは、あなたがしっかりと生活して行けるようになる事が、とても大切な事である、と言う事を感じて欲しいと思います。
余裕ができたならば、ご実家のお知り合いの方々にも手を差し伸べてあげて下さい。
我々も、少しですがお手伝いをさせていただける準備が有ります。
何か、お役に立てる事が有ったらおっしゃって下さい。
毎日ブログを読んでいただいていると言う事で、ここに掲載させていただきました。
私も、面と向かってこのような事を伝えるのが苦手で。
勝手な事とは思いますが、お役に立てれば、幸いです。

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