先生が亡くなったとの話を教えてくれたのは、ドイツに住んでいる同級生からでした。
「知ってる?」というLINEでした。
何しろ、私の中学の時の先生です。
当時も、それなりに年で、確か親子で教わった同級生もいたと思います。
私の中学の時は3年間クラス替え無しという珍しい試みをしていました。
ですから、担任も3年間一緒。
その担任の先生が「若林 亥三郎先生」だったのです。
社会を教えていました。
中学の時ですからヤンチャをする者もいるわけです。
でも、そのような時に言っていた先生の言葉は今でもよく覚えています。
「あいつを悪く言うんじゃない、間違えただけなんだ!」
逆に、ヤンチャした生徒を悪く言った者を怒っていました。
先生の家にもみんなで遊びに行きましたね。
2階の和室に皆んなを入れてくれて。
タイムカプセルを埋めたのも先生の家でした。
いざ掘ってもなかなか見つからなくて、暗い中何時間も探して。
あの樹脂のゴミバケツで作ったタイムカプセルは、先生の家の2階にあるはずだけれど、
どうなったでしょう。
先生の行きつけの飲み屋さんにも皆んなで行ったね。
先生は、奥の部屋で寝ていたり。
先生のおかげで、学校を卒業してからも皆んなで集まるようになったんだと思います。
このクラスで2組も家族ができたんだからね。
残念なのは、先生が亡くなった原因がヒートショックだったという事。
お酒を飲んで、お風呂に入って倒れたらしいです。
少し前まで元気だったとか。
今の家づくりの中で、
ヒートショックを起こさないようにする工夫は大切な事なのです。
まさか、先生がそれで亡くなるなんて。
本当に、最後まで先生には教えられました。
ありがとうございました。

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