少し前に紹介した、中学の同級生。
一人はドイツに住んでいるので、
帰った後に家の窓から見た
写真を送ってくれました。
それが、これです!
S__2203657.jpg
お〜、雰囲気ありますね。
100年以上前の建物で、
戦火も逃れて残ったのだとか。
建築家コンテストの作品として建てられた建物ばかりだそうですよ。
東西統一後、ボロボロ状態で解体許可も出ていたそうなのですが、
市の政策で、助成金を出して改修工事をさせたと言います。
とわ言え、どの建物を見ても、
日本の古い建物にお馴染みのものが無い。
それに驚きました。
その、無いものとは、
「雨だれ」です。
壁に黒く筋が出てしまったり、
壁自体を黒くしてしまう、あれです。
写真中央下あたりにある、
窓の枠両側には、
雨だれがしっかりと出ても良いはず。
奥の建物にも、それらしきものが見えません。
戦後に建てられた、
新しい建物と街かと思ったくらいです。
ナゼ無いのか聞いて見たところ、
原因が判明しました。
「雨だれ」が無い原因は、
外壁は、何年かおきに
塗り替えすることが法律で
義務付けられているのだそうです。
日本では、考えられないですね。
本人も、
家主さんは費用がかかって大変そうと言っています。
ちなみに、
塗装風景の写真も送ってくれました。
足場があります。
S__2220036.jpg
ニュー・ジーランドにいいた時にも、
同じような経験をしました。
それは、
車の外観をキレイにしなくてはいけない事。
外観がボロボロで走ろうと、
車検(のような検査)の時に通りません。
やはり、
街並みをキレイに残していくのは、
色々と大変なのです。
こうやって考えると、
日本は自由なのですね。

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