トイレの汚れはとても気になりますね。
いろいろと工夫されてきましたが、完璧という物はありません。
TOTOは「セフィオンテクト」という表面を平らにすることで汚れをつきにくくしました。
パナソニックは「アラウーノ」という、トイレを洗剤で洗う機能を付けました。
リクシルも「プロガード」+「ハイパーキラミック」という機能で、汚れをつきにくくしていましたが、
その機能は10年から15年しかもたない、という欠点を持っていました。
今回、リクシルはその「汚れがつきにくい」という機能をもう一段階上げた製品を開発しました。
その実験を見せていただいたので、紹介します。
その商品名が「アクアセラミック」
このアクアセラミックで私が一番注目したのは、
トイレの「黒ずみや水垢」までも付かないと言っていることです。
トイレの「黒ずみや水垢」は、使わないとついてしまうので、
先に説明した今までの製品では防ぐことができませんでした。
そのため、使わないでおくと表面がザラつき、
汚れも付きやすくなってしまうという悪循環に陥っていたのです。
今回の「アクアセラミック」は、そこの汚れまでも防ぐことができるのだそうです。
もう一つの特徴は、汚れの付かない機能が「100年」も持つのだそうです。
トイレの寿命としては、十分な期間ですね。
今までのトイレは寿命が短かったので、頑張りましたね。
それでは、実験風景を見てみましょう。
下の写真を見てください。
サンプルを液体の中に入れています。
上側の青い層は油で、汚れの代わりです。
下側には水の層があります。
IMG_0473.jpg
左のサンプルが、昔のトイレ。
右が今回の「アクアセラミック」です。
左のサンプルにはベタッと付いていますが、
右のサンプルには、ほとんど付いていませんね。
引き上げてみると、右側のサンプルも少し油が残ったように見えますね。
これも、水で洗うと落ちる程度のつき方でした。
IMG_0471.jpg
これからの製品なので詳しい性能はわかりませんが、期待できそうです。
この機能は、リクシルのすべてのトイレについているわけではなく、指定が必要です。
価格は、プラス3000円程度。
お掃除を考えると、悪くない金額ですね。
さて、今度はTOTOが新しい製品を出してくるのでしょうか?

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