最近のキッチンは、ガスコンロが減ってIHを使用する人が増えてきました。
「ガスとIH、どちらが良いですか?」
という質問をいただく事も少なく有りません。
その時に、必ず説明するのがコレです。
「衣服に火が燃え移る事が有るので、危険ですよ。
 特に、ご高齢な方は注意して下さいね。」
その事が「朝日新聞 10月11日号」にも記事として取り上げられていましたので、
お知らせします。
141011衣服に火
私も、毎年衣服に火が燃え移り、無くなっている方がいるとは知っていましたが、
昨年はなんと121人もいたそうなのです。
火災にともなう死者が1625人なので、
実に7%の人が洋服に火がついた事でなくなっています。
その火元で多いのが、ガスコンロ等のガス調理器具。
原因は
「ヤカンと鍋を移し替えようとしたら、袖に火がついた」
「コンロの上の棚の物を取ろうとしたら袖が燃えた」
等です。
実際に、事故として報告されるのはごく一部でしょうから、
ヒヤリハットの事故はたくさん有るのでしょう。
ガスをお使いになりたい方は、
燃えにくいエプロンやアームカバー、パジャマも有るそうなので、
それらを利用すると良いですよ、と新聞でも言っています。
それにしても、
IHも安全で、掃除がしやすくて便利で良いのですが、
子供達が火の使い方を学ぶ機会を無くしてしまうのが残念ですね。
最初、ガスにしておいて、後でIHに変更する事も出来ますから、
それぞれの良い所を考えて選んで下さいね。

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