浪江の街へ向かう。
途中、まわりは田んぼになるはずだった場所、刈り取られた田んぼ。
低い背の雑草が生えている。
昨年の秋、南相馬へ来たときはセイタカアワダチソウが生えていた所が多かった事を思い出し、誰が刈ったのだろうかと疑問に思う。

パトカーが多い。
原発に近づいている証拠なのか？
気持ち、ゆっくり走っているようだ。
廻りには車はいない。
道路はキレイで見通しも良い。

下の写真は、２年前の６月に初めて南相馬へ行ったときの写真。
その下の写真と比べて欲しい。

この写真は、２０１３年４月１９日の写真。
もちろん上の写真とは場所は違うのだが。

警察官の数が全然違う。
緊張感が漂う。
もう少し走れば、原発が有る。
下の写真は、上の写真の右側。
隣には、結婚式場が有る事が分かる。

この結婚式場からは、どれだけの家族が生まれたのだろう。
その家族は、今、どこにいるのだろう。
確かなのは、その家族たちはこの近くにはいない、と言う事だけだ。