入浴中の水死発生率の関係が東京都健康長寿医療センターの東京都老人総合研究所副所長の高橋さんから発表されました。
お風呂で入浴中に死亡事故が起こる等とは、若いうちはまったく考えられないかも知れません。
それでも、実際に起きているのです。
その理由は?
脱衣所と浴室との気温差が原因のようです。
洗面所と浴室が寒いと体にストレスがかかります。
特に、高齢者の場合、寒い状態から、急に湯船につかると緊張が解かれ、血圧の急激な低下を招きます。
その結果、意識喪失や不整脈をおこしやすくなるのです。
そのまま動けなくなり浴槽内で溺れてしまう、最悪、死に至る。
1980年より前のお家は、旧省エネルギー基準で出来ているのでなおさら注意が必要です。
調査の結果でも、水死発生率が高い事が分かったそうです。
トイレでも、同じようなことが起こります。
それは、夜布団に入って暖まっている所から急に寒いトイレに行くと倒れてしまう事が多いそうです。
お家の中は、なるべく温度差が少ない方が良いのですね。

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