今日で、あの竜巻から1年が経ちました。
つくば市等を中心に、1113棟もの建物を破損させ、1人亡くなりました。
それまで、建物を考える際の計算に「竜巻」という言葉は有りませんでした。
何しろ竜巻に堪えられる様な建物をつくろうとすると、莫大な費用がかかってしまいます。
実際に竜巻に遭う確率を考えると不経済、と考えられています。
「台風」などに耐えられる様なお家を作るのは当たり前ですが、あの事件では、竜巻の威力を思い知らされました。
何しろ、家を基礎ごと持ち上げてひっくり返させてしまったのです。
あの写真を見た時には、驚かされました。
実は、あのひっくり返ったお家を作った会社は、全く知らない会社では有りませんでした。
社長とも、少しですが話した事が有ります。
つくば周辺では成長して頑張っている会社の一つです。
このことがどういう事かと言うと、そんなに悪い家をつくっている事は無いであろうと言う事です。
栃木県内も被害を受けました。
ちょうどあの災害の後、被害の有った近くで当社もお家を建てさせていただいているのです。
単純に竜巻を防ぐ方法と言うと難しいのが現実。
出来る事は、最低限窓を閉める。
出来れば、シャッターを閉める。
竜巻には、近づかない事。
気が付いたら、逃げる事。
逃げられない婆には、窓の無い部屋(押し入れ等)で布団等にくるまっている。
割れたガラスが飛び散ると危ないですからね。
家を計画している際には、シャッターを増やしたり、シャッターが無い場所にはシートが挟まれている防犯ガラスを利用する事も良いと思います。
竜巻の発生は増えている様な気もしますので、備えておきましょうね。

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