「 SULLY 」、邦題は「 ハドソン川の軌跡 」
監督がクリント・イーストウッドの作品です。
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2009年1月15日に、
ニューヨークで飛行機がハドソン川に不時着した、
あの事件を覚えている方も多いでしょう。
その飛行機を操縦していたパイロットの話です。
原題の「 SULLY 」は、パイロットのニックネームです。
パニック映画のネタにはなりそうな話
くらいにしか考えていなかった私は、
あのクリント・イーストウッドが
監督したということがとても不思議でした。
クリント・イーストウッドの作品は
あまり見たことはありませんでした。
最近の作品はとても評価が高く、
興味を持っていました。
今年86歳にもなるのですね。
全くその年を感じさせない作品です。
最初は、飛行機が不時着したところを描いた
(墜落とは言ってはいけません、理由は見て確認していただけると嬉しいです)
映画かと思っていたのですが、
その飛行機を操縦していたパイロットを
男として描いた作品でした。
飛行機に問題が起きた時に何を瞬時に判断したのか、
どのように乗客を避難させたのか、
自分が避難して電話したのは誰なのか、
大切なポイントを丁寧に描いています。
さすがクリント・イーストウッドです。
英雄として崇められながらも、それに奢らない姿も、
クリント・イーストウッドがこの作品を撮った理由なのでしょう。
クリント・イーストウッドは、脚本通りに撮って
リハーサルとかもほとんどしないそうです。
役者さんは大変ですね。
構成もとても上手で、
見ていて感心してしまいました。
パイロットは、トム・ハンクスが演じています。
クリント・イーストウッドの作品に出るのは
初めてなのだそうです。
それにしても、
ニューヨークの救助体制はすごいですね。
911の事件も影響しているようですが、
その部分を見るだけでも感心してしますよ。
今年の秋から冬にかけては、
興味のある映画が沢山あります。
良い作品がありましたら
また紹介しますね。

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