「 現存する五重六階の天守の中で日本最古の国宝の城 」
それが松本城。
出版社との打ち合わせのため、松本へ行きました。
(詳しく言えば、缶詰にされて本を書いていました)
松本と言えば、「松本城」
というわけで、早速攻めてきました。
なんと、築城してから400年以上もたっているのです。
す、すごい。
思ったよりも、大きい。
お金を払っていざ、攻め入ろう!
早速、侍発見!
家族連れの記念撮影に答えていました。
さすがに暑そう。
天守閣を登っている途中です。
柱も多いですが、ガッチリしていますね。
明かり窓はそれほどなく、
中は全体的に暗い雰囲気です。
ここは、お殿様が座った「御座所」。
天守閣の一番上ではなくて、6階建ての4階部分にあります。
一番上に登ると、松本市が一望できます。
このように見ると、四方が山に囲まれていることがわかりますね。
天守閣の一番上の天井部分は、このようになっています。
天井を貼ったりはしていません。
あくまでも、見張り台のように使用したようです。
400年経ってもこのガッチリ感、
補修をしているとはいえ驚きです。
だからと言って単純に木造が強いとはいえないのが残念です。
何しろ、使っている材料が違いすぎます。
それにしても、これだけの大きな建物を、
木造と石の基礎だけで作ってしまうなんて、
すごい技術です。
それに、今のように耐震用に筋交いなども入れていません。
組んでいるだけなのです。
とわ言え、壁の厚さは20〜30cmくらいは
あるようです。
普通にやれば、城が傾いてしまうでしょう。
人が多いのに、
中は涼しいのも印象的でした。
最後に、屋根の工夫発見!
下の写真を見てわかりますか?
瓦が2重に葺いてあります。
今ですと、雨樋がありますがお城には雨樋がありません。
そのため、上からの雨水が屋根に降りかかって
悪さをするのを防いでいるのですね。
下から見ただけでは気がつかない、
気の使い方でした。
やはり、建物は実物を見ると違いますね。
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