久しぶりに、妻が映画を見たいと言うので、一緒にTSUTAYAに行きました。
さて、何を借りようか?
「キック・アス」も良いな、なんて考えていたのですが、なぜかブルーレイの無い「英国王のスピーチ」を借りました。
正直、地味そうな映画であまり期待していませんでした。
でも、見たらどうでしょう。
派手なシーンも、演出も全くないのですが、最初から最後まで全く飽きる事なく見る事が出来ました。
とてもすばらしい演出です。
使命として、英国王にならなくてはいけない、今まで生きて来た事に対する苦しみ、それが良く感じられました。
批判的な書き込みも一部有りましたが、私に取っては凄い映画です。
特に注目したのは、そのセットです。
話し方を習う、先生の部屋。
地味で、昔は絵が書いてあったのかどうか分からない、ある意味汚い部屋。
でも、この部屋が抜群に良いのです。
色々な色が混じった壁、曲面のあるトップライト、外壁しか見えない閉鎖的だけれど唯一外を感じさせる窓。
あの部屋だからころ、この映画は成功したのではないか、そう思わせられました。
史実に基づいていると言うことです。
こんな事が有ったのか、と驚かされます。
それにしても、イギリス国王って昔からスキャンダラスだったんですね。
公式ホームページは下記から
http://kingsspeech.gaga.ne.jp/

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