とうとう、石巻市の牡鹿半島先端にある鮎川の保育園へ！
保育園自体は、丘の上に有り被害は無かったようです。
何しろ、以前ホタテを送ってもらった方からの紹介とはいえ、
私も全くの初めての場所。
緊張していますが、サンタの格好をしているので、
その緊張感はまるで無しの状態で訪問になりました。

保育園の先生も、
「どんな人なんだろう？」
とかなり不安そうな顔をしています。
お互いに、不安がりながら、いつの間にか
子供たちがいるお部屋へ。
３２人、きちんと椅子に座って待ってくれていました。
正直、
「やばい、何を言えばいいんだ？」
と焦りました。
セリフ、何も考えていなかった、、、
「お利口にしていましたか〜〜、」
とか、言っていました。
そこで、子供から質問が、
「サンタさんは、どこから来たの？」
思わず、
「栃木県」
と答えそうになりましたが、
「遠い所からだよ、雪の降っている所を通ってきたんだ！」
と、ウソや間違いでは無いので、セーフ！
子供の夢を壊してはいけませんね。
それから、子供たち一人一人にプレゼントを渡していきました。
プレゼントは、差が出てはいけないので、
年齢毎に種類を調整してプレゼントしました。



みんな、「ありがとうございました。」
って、お礼も言ってくれて、嬉しかったですよ。


最後に、皆で記念撮影です。
さすがに保育園の先生は慣れていて、
あっという間に終了です。


帰りには、みんな送ってくれました。

一度、保育園を出て、サンタさんのユニフォームを脱いでから、
珈琲をごちそうになりました。
最初は緊張していた園長先生も、
私にも同じ年代の子供がいるとか、
幼稚園の話しをしていくうちに、
打ち解けてくれました。
なぜ、このような事をする事になったのかとか、
沢山の方から支援を頂いている事も説明しました。
明るくて、とても楽しい先生でしたよ。
ホタテを送ってもらった方のお子さんも、
この保育園に行っているのですが、
「眼鏡かけたサンタサン来たんだよっ！」
って言って、興奮していたそうです。
その後、石巻の小野さんのお宅へ訪問しました。
ここでは、石巻市街が雪のため大渋滞で、
５km進むのに２時間もかかってしまい大遅刻！
そのおかげと言いますか、奥様とご主人にお会いする事が出来ました。
石巻への支援活動が始まったのは、１年程前。
ご主人が、復旧の作業中に足を怪我して入院している時でした。
ご主人の足は、今でも完治はしておらず、
仕事はできるものの、走る事は出来ないそうです。
それでも、奥様が
「ご主人が、嬉しそうに、お話しをしている姿は、久しぶりでした。」
と言っていただいた事に、感激しました。

やはり、訪問して少しでも顔を合わせる事が大切なのだなと、
あらためて、感じました。
この小野さんも、奥様の実家に避難している最中で、
ここから、石巻や南三陸の子供たちへ届けていただきます。

ご居力頂いた皆様、本当にありがとうございました。
このようにサンタさんの格好までしてプレゼントを配る、
と言う事は全く考えていなかったのですが、
思い切ってやってみて、子供たちにも喜んでいただき、
大成功でした。
私自身、とても貴重な経験をさせていただきました。
ありがとうございました。
また、これからも続けて行こうと思っています。
ご協力をお願いいたします。