不動産(土地やお家)を持つと、固定資産税や都市計画税を払わなくてはいけません。
建物の場合、いくら払わなくてはいけないかは、
税務署が実際に建物を見に来て決めています。
その際には、契約書や見積書まで確認していきます。
噂では、単価表がありそこから求めていると言われています。
この求め方もとても複雑な計算だそうです。
土地の場合は、路線価という基準がありそこから導き出します。
ところが、この固定資産税などの基準価格が、
どのような公式で求められるかは公表されていません。
そうすると、どうなるかというと、
年金と一緒です。
間違いが生じてしまうのです。
かなり前からもこのような事は起きていましたが、
昨日新聞にも掲載されていました。
私が知っているのは宇都宮の方。
なんと、土地の面積が2倍になっていました。
当然金額も2倍、と思いがちですが
控除が減るので2倍以上支払っていた可能性もあります。
それを20年以上も支払い続けてきました。
ちなみに、その土地は宇都宮市から購入した土地だったようです。
この事が土地を売買しようとした時に発覚。
その方は当然怒って宇都宮市役所に行ったそうですが、
なかなか話を聞いてくれなかったようです。
また、税金は時効があるのでそれほど長く支払った分が
戻ってくるのは難しいのです。
多く支払っている方がいるということは、
少なく支払っている方がいることも事実。
それでも、支払っている税金に疑問がある場合には、
早めに相談しましょう。
参考文献:朝日新聞2015年10月5日号