前回に引き続き
「家プロジェクト」です。
「家プロジェクト」では、
街に点在しているアートを見て歩くのですが、
コースなどは特にありません。
なので、
フラフラ〜、
フラフラ〜、
と、好きなように街を歩きます。
もちろん、住んでいる人も、子供たちもいます。
下の写真のようなお家も、
見ながら歩くのです。
バスも走っています。
「草間彌生バス」ですね。
久しぶりに見ました、この格子。
この建物は「碁会所」
奥に入ると、アートがあります。
この碁会所の作品を作った人は、
ベネッセミュージアムにも飾ってあります。
それも、説明を受けないとわからないような
展示の仕方がされている人です。
ここも、説明を受けないとわからないような
展示がされていました。
気がつかない私を、
きっと作家さんはほくそ笑んでいるのでしょう。
街を歩いていると、
またキレイなお庭を見ることが出来ました。
下の写真の建物は「石橋」
元々は製塩業を営んでいた建物です。
母屋と、蔵と、馬屋がつながっている
珍しい建物です。
このお家の中には、
千住博さんの作品が展示してあります。
まずは母屋にあるメインの部屋に通されます。
襖と、明るいお庭を見ることが出来ます。
ここで帰ろうとするのですが、
「先の暗いところを進んでください」
と案内されます。
正直、昼間でもあまり通りたくないような薄暗さ。
先に進むと、蔵への入り口がありました。
その蔵の中にはダイナミックな
「ザ・フォールズ」が公開されています。
その大きさにも圧倒されますが、
小さな窓から差し込む光で見るその絵は
目に焼き付きます。
最後に見たのが「はいしゃ」
元々歯医者さんの建物を、
そのままアート作品に改装しましています。
中には、こんな人もいました。
最近では、
町おこしとアートを合わせた活動も各地であるようですね。
これは、なかなか楽しいです。
下の写真は「直島ホール」
とてもキレイな屋根ですね。
木の板が張ってありますが、
どのようにして作っているのでしょう?
さて、そろそろ帰りのお時間です。
フェリー乗り場に戻りました。
ここでは「草間彌生」さんのカボチャがボン!
やはり、存在感がありますね。
これは藤本壮介さんの「直島パヴィリオン」
中に入って、空を見ます。
藤本壮介さんは、
宇都宮にも実験的な住宅を作ったことがありましたね。
さて、フェリーに乗って、直島ともお別れです。
フェリーのデッキからは、
まるで宇宙人が集まって話でもしそうな
椅子が並べられています。
多分、これも誰かの作品なのでしょう。
ちなみに、直島のフェリーターミナル「海の駅 なおしま」は、
あの「SANAA設計」がデザインしています。
「SANAA設計」と言えば、
プリツカー賞を受賞した、今世界中で最も注目されている建築家ユニットです。
「金沢21世紀美術館」を設計したと言った方が、
わかりやすいかもしれませんね。
終わりから、最後まで、
油断できないくらいにアートの島 「 直島 」でした。
さて、今回の報告はこれで終わりですが、
最後に「豊島」を知るための大切な情報を一つ。
豊島は42年ほど前から不法投棄が行われ、
その規模は全国でも最大と言われていたそうです。
その不法投棄された産業廃棄物は、
今年、2017年3月28日をもって
完全に撤去されたそうです。
そのような歴史もあったのですね。
今年の研修も、
今までに無い程の濃い内容となりました。
ここで感じ、学んだ事を役に立てられればと思っています。
一番実感した事は、
やはり本を見るよりも、街に出よう!
実物を見に行かないと、本当の感動は味わえない!
という事でした。
そこで、明日から3日間、
本物のお家を見ることができる
完成住宅見学会を開催します!
雑誌や本、展示場では見ることのできない
ご家族のためのお家を見てください。
今回は特別企画として、
「 お施主様による、家づくり相談会! 」
を開催します。
見学会場のお施主様が、
家づくりの夢と現実をお話ししてくれます。
質問も、家づくりのことなら何でもOKですよ!
詳しくは、下記のHPをご覧下さい。
http://www.shome.jp/News/event.html
さて、来年はどこに行こう!!