今日は、今回うかがった鮎川についてお知らせします。
この街は、鮎川と言う名前ですが、
鮎が捕れる川が有るわけでも、鮎がいるわけでもない町です。
高台から見ると、震災前は結構大きな町だった事が想像出来ますが、
今は雑草が生えてしまっています。
写真には、落ちたままの橋も見えますね。
港町ですが、大きなほ乳類を取るための港です。
そのほ乳類とは、「クジラ」
ここからは、捕鯨のためのクジラが出ていたようですね。
震災前には、そのための博物館も有りましたが、
建物は無くなり、展示してあった大きな船のみが残っています。
今回のお昼は、この町にある
「おじかのれん街」で食べました
いくら丼と、奮発して「ミンク鯨の刺身」もいただきました。
クジラの肉と言うと、昔の給食以来だと思います。
味は、馬肉に似ていて、おろし生姜と食べると
とても美味しかったです。
奮発して、なんて書いてしまいましたが、
今回は一緒に行った岡崎さんに御馳走していただいてしまいました。
鮎川からは、「金華山」と言って
こちらではとても有名な島までの船も出ています。
この地方は、
暖流と寒流がぶつかる所で栄養も豊富なため、
良い魚や貝が取れるそうです。
そのため、「金華山」のブランドが付く程です。
以前の港は沈下したため、
潮が満ちると、沈んでしまいます。
両脇の足場が、新しい港の高さです。
夕方には、石巻の街中のお宅へ行ってきました。
石巻の行政は、震災後に子供達に
ランドセルを贈りました。
しかし、そのランドセルは大きさが小さくて、
B5サイズしか入らないらしいのです。
最近の学校では、A4サイズのファイルを使うのが多く、
小さな子供達は押し込むのが大変だったそうなのです。
そこで、ランドセルも一緒に贈りました。
私も、今使っているランドセルを見せていただきましたが、
確かにファイルが少し飛び出してしまいます。
そのため、ランドセルの背の部分も閉めるのが大変そうでした。
行政の方も頑張って考えたのだと思いますが、
ちょっと残念な結果になってしまいましたね。
他にも、タオルやシャツ、トイレットペーパーも届けてきました。
このお宅の前には小学校が有るのですが、
まだトイレが全部直っていないそうなのです。
そのため、運動会の時にはトイレを提供するのだとか。
そんな事も有り、トイレットペーパーを喜んでくれました。
さて、石巻は夜の7時頃に出発。
途中雨も降りましたが、10時頃には家に着きました。
今回は、ほとんど寄り道をしなかったのですが、
その走行距離は、
664.9km
なかなか楽しい旅でした。
さて、明日は、
ちょこっとだけ寄り道をした所をお伝えします。
本当は、明日お伝えする事が今回のメインだったりして、