今までに「経営の神様」と呼ばれた方は多くはありません。
この方も、そう呼ばれるようになるでしょう「稲盛 和夫」さん。
京セラを起こし、KDDIを成功させ、JALを再建したその手腕は注目されています。
本もたくさん出されていて、私も何冊か読ませていただきました。
その、稲盛さんが経営の勉強会として開催していたのが「稲盛塾」です。
現在の会員は、1万人を超えるそうです。
私も気になっていたのですが、そのままになっていました。
昨年、学校の関係で知り合った方が「稲盛塾」に入っているという事を聞き、懇親会の時に伺いました。
そこで「加入する前に、発表会があるから来てみたら」とお誘いを受けたので、オブザーバーとして参加させていただきました。
場所は、御茶ノ水の駅から徒歩5分くらいのホール。
500人くらいは入るでしょうか。
満員になっていました。
各支部から代表者が30分の時間で発表します。
今回は、10名の方が発表しました。
この発表自体自体がしっかりと作り込まれていて、感心させられました。
話によると、文字数まである程度指定されているようです。
発表者は経営者ばかり。
表面上ではうまく行っているように見える会社でも、そればかりではありません。
その人でないとわからない、人生における経験を話さされていました。
盛和塾は、今年で終わりになるそうです。
理由は、稲盛さんがご高齢のため。
塾として組織だけでも残すと考えないところが、稲盛さんらしい所なのでしょう。