6月1日に行った、熊本の震災の報告です。
少し遅くなってしまいましたが、何度かに分けてお伝えしていこうと思います。
今回は、震災の地域を案内してくれた友達の家の近くの現場です。
まずは、この病院です。
まだ新しいのだそうです。
病院自体に大きな被害は見れませんが、柵が設置されていますね。
震災前の写真をグーグルで探してみました。
アプローチには段差がほとんどなかったのがわかります。
以前は、スロープなどもありません。
病院は杭などでしっかりと固定されているでしょうから、周りの地盤が沈んでしまったのですね。
避難用の外階段も、浮いてしまっていました。
この辺りは、液状化がひどく、今でも雨が降ると
泥と砂の混じったようなものが吹き出てくるそうです。
この写真も、液状化の影響が大きく残っている場所です。
まだ泥がたくさん残っています。
以前の写真がこちらです。
電柱が沈んでしまっているのがわかりますね。
それでは、この近辺の地図を見てみましょう。
赤の矢印が、最初にお見せした病院です。
緑色の矢印が、電柱の沈んでしまった場所です。
さて、この地図を見て何か気になる点はありませんか?
そうです、川です。
北西に大きな「白川」がありますね。
今回視察した辺りは、この白川を埋め立てた地域なのだそうです。
浦安でもそうでしたが、埋め立てた地域は、特別な注意が必要ですね。
近くにあった居酒屋さん。
結構混んでいたらしいですが、う〜ん、どうなってしまうのでしょう。
他にも、街中ではたくさんのビルで補修工事がされていました。
こんなシートまでかけているビルもありました。
この写真は、大型のショッピングセンターです。
天井が落ちてしまったらしく、11月まで閉鎖だそうです。
私の好きな「 TOHOシネマ 」も入っているのですが、こちらも閉鎖しているようでした。
熊本の街を抜けて、次回は益城町の報告です。
テレビでもよく映っている辺りまで行ってきました。