6月の社員研修の際に伺った熊本。
私の経営者仲間の2人と
お昼と食べる約束をしていたのですが、
思わぬ程のおもてなしを受けました。
そして、一緒に熊本の状況を見てきたのです。
益城町にも行ってきました。
詳しくは、下記のブログもご覧ください。
http://shomeh.blog116.fc2.com/blog-entry-1590.html
http://shomeh.blog116.fc2.com/blog-entry-1591.html
http://shomeh.blog116.fc2.com/blog-entry-1592.html
左の青いシャツの方が、
株式会社ヒサノの久保さん。
運送屋さんですが、
特殊な機械の運搬と設置をしているそうです。
右の白いシャツの方が
中央印刷紙工業株式会社の藤井さん。
会社の小冊子などは、藤井さんに頼んでいます。
両方とも、100人程の社員さんがいる
大きな会社の方です。
経営者の研修の時に知り合い、
今となっては会うことはほとんどありませんが、
会ったら楽しい人たちです。
何か、お礼をしたいと思っていたのですが、
なかなか良いものが思いつきませんでした。
何しろ目標は贈り物を
社員さん全員に食べてもらうことだったからです。
栃木の名産で、
それなりに日持ちがする食べ物。
ふっ、と気がついたのが、「にっこり」
熊本地震や、お会いしてからは随分とたちますが、
少しでも励みになればと贈ることにしました。
「にっこり」は比較的日持ちもしますし、
大きいから1つあれば4人家族でも
十分に楽しんでいただけると思ったのです。
でも「にっこり」を売っているところなど、
知りません。
そこで10月半ば頃、
インターネットで探したのが山口果樹園。
早速伺いました。
奥が梨園で、左側に作業場があります。
ところが、まだ早すぎるからとアドバイスをもらいました。
10月末から11月上旬が良いそうです。
その時に教えていただいたのが、
「TOKIOの「鉄腕ダッシュ」で10月30日に
ここが放送されるよ。」
と言うことでした。
ほ〜、それは凄い!
と思いながら、果樹園を後にしました。
「鉄腕ダッシュ!」の
放送日から数日は
予定があり、訪問できずにいました。
私が見たのも、
放送から数日経ってから。
これは「にっこり」、
食べたくなりますね。
「それに良い宣伝になるな〜、」
と思いながらテレビを見た
次の日に訪問しました。
そこには、
少し疲れたような山口さんの姿が、、、
反響があまりにもあり、
その時の伝票はすでに1000通を
超えていたそうです。
私が送りたい数も、
250個くらいにはなってしまいます。
雰囲気は、
「無理かもしれない」
その時は、
住所と、名前と、必要個数を書いて、
帰ってきました。
その夜、山口果樹園のホームページを
何気なく見てみると、
なんと
「 完売御礼 」
の赤い文字が、、、、、
あ〜、やってしまった・・・・
熊本の友達に、贈ると言ってあるし、
期待だけさせて何もしないのは、
支援活動では、してはいけないことの一つなんです。
でも、数を確認するためにも、
事前の打ち合わせは必要だったし。
と、グルグルと頭の中を回っています。
他にもないかと、
ネットで「にっこり」の果樹園を探した夜になってしまいました。
次の日、
200個以上話をしているのに、
何も言わずに他のところで贈ってもらうのも
どうかと思い、とりあえず山口さんに電話しました。
山口さんも電話の先では困った様子。
そこで山口さんから提案がありました。
「他のところのでよければ、
『にっこり』を集めるよ」
と言ってくれたのです。
私は果樹園の事など何も知りません。
もう、行けば簡単に贈ることが出来ると
思っていたくらいですから。
そこで、山口さんにお願いすることにしたのです。
2日後、
山口果樹園さんに伺いました。
その日は、
幼稚園だったでしょうか、
見学に来られていたとか。
他にもお客様もいらっしゃいましたが、
お忙しいところ、お話を聞いてくださいました。
奥では、
「鉄腕ダッシュ」でも写っていた、
梨の数を言ってくれる機械が話す声が
響いています。
さすがに贈る数は多いですね。
熊本には
6個入りを40箱、
240個になりました。
それ以外に、
仙台と石巻にも贈りました。
山口果樹園の皆さんは
お忙しそうでしたが、
終始にこやかにお話を聞いてくれました。
支払いも済ませ、
無事、
贈る段取りができてホッとした瞬間です。
今となって思うのですが、
最初に私が伺った時は、
相当怪しい人に見えたのでしょうね。
もしかすると、
転売するのかとも思っていたのかもしれないですね。
何しろ私は思いついたら
すぐに飛び込んでしまう性格なので。
今回の反省点です。
一緒にいた方は、
夕方にやっているグーグルのCMでも、
山口果樹園が写っていたと言っていましたよ。
確かに、撮影にもきていたのだそうです。
本人たちは、あまり見ていないようでした。
「また、来年も支援活動などがあれば協力するよ」
と、最後にはおっしゃっていただきました。
嬉しい一言です。
皆さんに楽しんでいただけると良いですね。
「 にっこり 」