昨日、久しぶりに新聞の「競売」のページを見ました。
最近は物件数も減っていました。
少なくとも、私が「競売」物件を扱っている時よりは。
しかし、ある傾向では増えているように感じたのです。
それは、競売に出るまでの年数が短くなっているように感じるんです。
言い方を変えると、比較的新しい家が多い。
以前は、20年以上の建物とかが多かったように思います。
それが、この一覧を見てみると、
居住用の22件の内
・平成20年:2件
・平成19年:2件
・平成18年:2件
・平成17年:1件
実際に競売に出るまでには、それなりの時間がかかりますので、
支払が厳しくなり始めたのは、
家を建ててからそれ程の時間が経っていないと思われます。
競売にかかる3分の1近くの人が、
近年で家を売らなくてはいけなくなってしまっているのです。
競売にまでかかってしまう人は資金的にかなりひどい人です。
と言う事は、実際に資金に苦しんでいる人はもっと多いと言う事になります。
家を建てる時には、しっかりと資金計画をしているはずです。
それなのに、なぜこんな事になってしまうのでしょうか?
それは、資金計画の考え方が間違っているのです。
本来の資金計画は、
いったい幾らまで借りたら、お家をつくった後に、
楽しい生活が送れるかを考える事です。
そこから、お家や土地の予算を導きだすのです。
ところが、いったい幾らまで家づくりにお金をかけられるか、
を考えて資金計画をしてしまう人がいるようです。
家づくりに最大限お金を使ってしまう人です。
この事は、建築会社にも問題が有ります。
家づくりの際には、お施主様の資金関係をしっかりと把握して
アドバイスをするのが良い建築会社だからです。
もしかすると、これらの競売にかかってしまったお家の住宅会社は、
自分の売上だけを考えて進めてしまったのかもしれません。
あなたには、こんな思いをして欲しく有りません。
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