池袋の駅から近いところにあったフランクロイド・ライトの建物「明日館」
2回目は、教室と食堂などを紹介します。
明日館の廊下です。
奥と、左側に教室があります。
床には、大谷石が敷き詰められています。
ここが、教室です。
黒板も、私の子供の頃と大きさは同じくらいかな。
開放感というよりも、包まれ感があるお部屋です。
こちらは教室の後ろ側です。
奥に、カバンなどを置いた棚がありますね。
細かいところにも、フランクロイド・ライトらしい造型が見られます。
建物全体の真ん中あたりに食堂があります。
照明や窓までもデザインされています。
食堂の暖炉も、もちろん大谷石です。
上の照明もカッコいいですね。
フランクロイド・ライトのスタンド照明は今でも発売されていて、テレビドラマでも見る事がありますよ。
食堂の椅子なのですが、フランクロイド・ライトの元で学んだ遠藤新が設計したそうです。
下の写真は、トイレに行くまでの階段。
大谷石ですが、少し削れていて歴史を感じさせられます。
これは、外にある柱です。
ここに出ている色からは、自然を感じさせられますね。
最近の建築は、できるだけ線を減らす事を考えられています。
それとは真逆なほどにデザインして、線を作っているのですが、
それだけ自然の中、林、森、にいるような気持ちにさせてくれます。
あの包まれた感じ、窓に装飾されている線も、自然にあるものから作られたのでしょうか。
次回は、道路を挟んだ所にある講堂をお伝えします。