明日館ができたのが1921年、
道路向かいに遅れて1927年にできたのが講堂です。
この講堂はフランクロイド・ライトではなくて、遠藤新の設計になります。
それでも、フランクロイド・ライトと言われれば信じてしまう程に似ています。
この外観が、とっても好きです。
玄関前には大きなひさしがありますが、ここも低い。
奥の左から入っていきます。
講堂の正面です。
両サイドの天井は低く、中は高く。
こちらは、講堂の反対側。
2階席もあります。
前も後ろも、大谷石の柱が象徴的です。
ここは、待合のための部屋でしょうか。
大谷石でできた暖炉があります。
珍しいのがこのトイレ。
すでに洋式の便器だったんですね。
面白いのは、ペーパーフォルダーが背中側にある事。
間違って和式便器のように、壁を向いて座っていたのかもしれないそうです。
こちらは小便器。
コストコかどこかで見たような埋め込まれた形です。
屋根裏も見る事ができました。
鉄骨などは、1989年から行われた大規模な補修の際に設置されました。
天井も、それなりにたわんでいたそうです。
外に出て、後ろ側に回りました。
この窓も良いですね。
今回の建物を見て感じたことは、
アメリカの映画やドラマで見たような、
丘の上に立っている大木の木陰の下で本を読んでいるようなイメージです。
あの木の下にいるときの安心感、それを感じられました。
窓や壁にある装飾は、まさに木の陰などではないのか、そう思わされました。
この明日館は、見学する事が可能です。
もし、池袋に行く事があったら、足を運んで見てください。
「明日館」のHPを下に書きますので、クリックしてくださいね!