行き先は、京都・奈良。
私が学生だった40年前とさほど変わりません。
と行っても、当時は行っただけという感じ。
お寺など見て回ったはずなのですが、そのような記憶も無く。
ただ、友達とダラダラと歩いていただけなのでしょう。
今回の修学旅行では、子供が「カメラを貸して欲しい」というので、私の1台を貸しました。
友達との写真あり、お寺の写真あり、で250枚ほど撮ってきました。
そこで、気がついた事があります。
「金」が、光っているのです
まずは、この写真をみてください。
金閣寺です
どうです。
「金」が光っているでしょう。
特に、注目したいのが「軒下」(屋根の下」の部分です。
ここは暗くなりがちなのですが、まるでライトアップしているように、光っています。
金の部分だけが浮いているこのデザイン、まるでコルビジェの「サボア邸」に通づるような、言い過ぎですね。
天満宮も光っています
光っているのは、文字の部分。
ここは光が当たらないので、本当はもっと暗いはず。
ところが、まるで文字が光っているようです。
地面の反射光だけで、こんなに輝くのですね。
この建物もそうですね。
垂木の先の点々と、飾り(名前がわかりません)の金が浮かび上がっています。
今の建築材料でも、反射するのは色々とありますが、こんなにキレイに反射する材料はないのではないでしょうか。
最後に、大仏です
大仏は、建物の中にあるので、本当は暗くて顔の表情も見えにくいはずです。
ところが、金が貼ってある事で顔が浮かび上がっているように見えます。
一般的に、金など使われる材料では今も昔もなかったと思います。
このような大仏や装飾を見ると、ありがたく感じたのもわかりますね。